Bibliobattle of the Year 2024
受賞者一覧
- 優秀賞 -
2件
アワヒニビブリオバトル
【受賞理由】
2015年から大阪市内のカフェや書店で定期的にビブリオバトルを開催し、2024年10月時点で119回を数える。COVID-19感染拡大をきっかけに取り入れたオンラインでの開催は、現在でも対面環境と合わせたハイブリッド形式として継続し、参加者の間口を広げている。また開催で紹介された累計1000冊を超える本は、すべてウェブ上で公開されている他記録冊子も作成し、参加者でなくても楽しめるコンテンツとなっている。安定した継続開催と情報発信、関西各地の団体との共済を通して、ビブリオバトルの普及に深く貢献していることが高く評価された。
【受賞コメント】
アワヒニビブリオバルは、2015年に個人で始めたビブリオバトルです。 人と人のつながりを大事にしながらゆるく活動をしてきました。
写真の4つの会場も、そんなつながりの中で紹介していただいた場所ばかりです。
コロナ禍ではじめたオンラインでのビブリオバトルも、その時のつながりを絶やさないように現在でも会場とオンラインでのハイブリッド開催という形でずっと続けています。
年に1回くらいのペースで、抹茶ビブリオバトル、バームクーヘン一本焼きビブリオバトル、生ハムビブリオバトルなどの企画も実施しています。
会場、オンラインとも出入り自由で開催していますので、いつでもご参加ください。参考リンク:アワヒニビブリオバトルFacebookページ
甲州市立塩山図書館
【受賞理由】
「小さな子ども向けのイベントだけではなく、ヤングアダルトから大人まで参加できるイベントを実施したい」という思いをきっかけに、塩山図書館を会場に2014年からビブリオバトルの定期開催を行っている。多様な世代を巻き込みながらこれまでの開催数は通算34回であり、中学生や高校生の学生大会の運営も行っている。地域への普及活動としては、市内の小学校及び中学校に対して出張ビブリオバトルも行っており、ビブリオバトルの楽しさを伝えている。様々な人が参加して楽しめる場をつくるという思いから、10年間にわたって活動を積み重ねながら、様々な人や組織をつないで輪を広げてきた活動が高く評価された。
【受賞コメント】
2014年の第1回大会から10年が経ちました。本や図書館の魅力を幅広い世代に伝えるため、子ども向けのイベントだけではなく、一般向けのイベントをという思いからビブリオバトルの定期開催が始まりました。また、市内の小・中学校へ出向き出張ビブリオバトルを行い、その楽しさを伝えています。これまで年齢問わず様々な方の参加があり、毎回違う雰囲気、違う個性が輝き、多くのチャンプ本たちに出合いました。まさに「人を通して本を知る。本を通して人を知る」を表している場所だと思います。今後もバトラー、観戦者はもちろん職員も一緒に、気楽に楽しく参加できるビブリオバトルを目指して、長く愛されるよう活動を続けていきたいです。
参考リンク:ビブリオバトルIN塩山
- 特別賞 -
2件
京都ビブリオバトル(仮)
【特別賞名】
コラボレーション賞
【受賞理由】
2019年8月から継続的な開催を続け、京都を中心としたビブリオバトルコミュニティを形成している。チャンプ本獲得者が次回のテーマを決定することができ、「ぷにぷに」や「そんなはずはない」など個性的なテーマでビブリオバトルを開催している。また、関西各地の団体と共同主催を積極的に行っており、その様子をFacebookで共有するなど、関西のビブリオバトル団体のハブとしての役割も評価された。
参考リンク:京都ビブリオバトル(仮)Facebookページ
日蓮宗 本休寺
【特別賞名】
ニューカマー賞
【受賞理由】
千葉市のお寺で、読書好きな住職によって月1回ほどのペースで開催されている。ビブリオバトルの他にも、参加者が終活や死について自由に語り合う「デスカフェ」や、介護者が日々の介護についての想いを語りあう「介護者カフェ」など、人々が語り合うことによって自己開示できる場を提供している。お寺という場における定期開催事例が珍しいこと、読書やビブリオバトルによる語り合いが地域の人々をつなげる役割を担っていることが評価された。
参考リンク:日蓮宗本休寺
- 新人賞 -
2件
水島 祐介
【受賞理由】
2019年から「ビブリオバトル愛好会☆新潟」を主催し、新潟県内で定期的にビブリオバトルを開催している。ビブリオバトルを通じて、本の話ができる場を地域につくるために、地道な活動を続けている。 新潟県の方がビブリオバトルを知るきっかけを作っている。少人数での親密なビブリオバトルを開催することによって、参加者同士が仲良く活動を楽しんでいる。
参考リンク:ビブリオバトル愛好会☆新潟
岡 文生
【受賞理由】
滋賀県は東の蒲生郡日野西大路で月に1回ほど、平日の夜にビブリオバトルを開催している「西大路ビブリオ」の代表である。会場付近の最終バスの時間が早く、決して交通の便が良いとは言えない立地ながら、継続して活動が行っている。開催回数は2024年6月の時点で11回を数える。人と本とのつながりを精力的に生み出そうとしている姿勢が評価された。
コンタクト
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