• 過去の大賞受賞者

    Bibliobattle of the Year Grand Prize

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    2023年度大賞受賞 : 阪大ビブリオバトル

    2017年に発足した大阪大学のビブリオバトルサークル。現在では大学内にとどまらず、オンラインでの全国大会等をきっかけにつながりのできた、各地の学生が集う場になっている。オンラインで月に1〜2回ビブリオバトルを開催している他、対面・オンラインの両方で他地域の主催団体との交流も積極的に実施し、さらに商店街での開催や高校への継続的な出前授業等を通し、草の根での普及にも取り組む。2022年には部内で「阪ビブ出版部」を立ち上げ、文学フリマ東京35で初の部誌『阪大ビブリオ』を刊行・頒布するなど、エネルギッシュでユニークな取り組みが高く評価された。

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    2022年度大賞受賞 : コバショでビブリオ

    2017年、兵庫県尼崎市の商店街にある小林書店で始まった集まりで、2022年6月までに21回のビブリオバトルを開催した。小林書店ではビブリオバトルの開催等を契機に、作家さんを招いてのトークイベント、月に一度の朝食会、餅つき大会や落語会など幅広いイベントが開催されていき、2020年にはそれらの取り組みが『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』で小説化された。また、同年小林書店のドキュメンタリー映画『まちの本屋』が制作され、全国で上映された。小さなまちの本屋の活動から始まり、多くの人を惹きつける中で、尼崎の町の人のみならず、全国にビブリオバトルと読書の楽しみを届けた活動が高く評価された。

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    2021年度大賞受賞 : 生駒市図書館と生駒ビブリオ倶楽部

    2013年より定期的に開催を続けてきたビブリオバトルのコミュニティである。2020年はCOVID-19の影響により、「ビブリオバトル全国大会 in いこま」が中止になったが、2021年はソーシャルディスタンス、出場者のリモート参加など、感染対策を行い大会を実施した。また、定期開催のビブリオバトルでもオンライン配信(Zoom・YouTube)を活用し、関西圏のみならず全国のビブリオバトルに関わる人も楽しめる工夫を取り入れた。COVID-19の影響下においてもビブリオバトルを楽しむための工夫を柔軟に取り入れた点や、精力的な開催姿勢が高く評価された。

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    2020年度大賞受賞 : NBCラジオ「ラジオDEビブリオバトル」

    2019年10月より、「長崎県をビブリオバトルの強豪県に!」を合言葉に、毎週ビブリオバトルの番組を配信している。高校生の県大会の様子や、自社で開催する研修会でのミニビブリオバトル、学校での座談会、ビブリオバトル関係者へのインタビューなど、ビブリオバトルに関連する草の根レベルの多様な取り組みを、地道にかつ定期的に開催・発信している。また、番組に参加した高校生たちが、卒業後にビブリオバトルのサークルを結成するなど、番組の波及効果も高く評価された。

     

    ラジオ DE ビブリオバトル

    ライブdeミニビブリオバトル

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    2019年度大賞受賞 : 佐世保市立図書館

    2016年に定期開催を始めて以来、2017年には市内商業施設で初の出張ビブリオバトル、同年秋には市主催のイベント内で「ビブリオバトル佐世保大会」を開催するなど、積極的に館外活動も行っている。2018年にはバトラーが全て“お坊さん”という「ボウズ・ビブリオ」を開催した。これまでの活動により市内中学・高校・大学や民間団体、社会福祉団体等との連携が広がり、ビブリオバトルをきっかけに他の連携イベントへの開催協力も増えている。斬新な企画でビブリオバトルの普及に尽力する活動が、高く評価された。

     

    図書館ビブリオバトルページ

    図書館Facebookページ

    図書館お知らせページ

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    2018年度大賞受賞 : 草津市立市民交流プラザ

    2017年10月より、ほぼ毎日コミュニティ型のビブリオバトルを行う「まいにちビブリオバトル」を実施している。バトラー希望者が一人でもいれば必ずスタッフが発表参加してゲームを成立させるという努力を重ね、2018年3月末までに70回の開催を数えた。地域課題をテーマにしたり、「No組織票キャンペーン」といった独自の取り組みを行うなど、草津市内の普及活動に貢献した。メディアでも話題を集め、全国各地のバトラーが訪れる場ともなっている。「コミュニティ型開催」の可能性を広げたこれらの実績が高く評価された。

     

    ●大賞受賞発表はこちら

     

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    2017年度大賞受賞 : 株式会社 有隣堂

    2013年「ビブリオバトル in 有隣堂」として開催を始めて以来、累計開催数は60回を超えており、2016年は店舗や商業施設など12か所で16回行い着実にファンを増やしている。また図書館総合展での「中の人をつなぐビブリオバトル」、横浜市教育委員会主催フォーラムにて市内初の代表者戦「ビブリオバトル@横浜読書百貨展」など様々な団体とも連携し、本拠地神奈川県を中心に開催支援や講師活動、文房具を取り入れた異素材ミックス企画などビブリオバトルの可能性を拡げ続ける活動が高く評価された。

    有隣堂ホームページ

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    2016年度大賞受賞 : 益井博史さんとソロモン諸島のみなさん

    京都でビブリオバトルふしみを立ち上げ、定期的なビブリオバトルの開催や地域イベントと交流を重ねるなど、ビブリオバトルの枠を超えた活動をしてきた。個人としても各地のビブリオバトルに参加し、「ビブリオバトル首都決戦」の本戦出場、「ビブリオバトル関西大会 in いこま」でのチャンプ本獲得など、華々しい活躍をしてきている。2016年からは、日本での地域活動を発展させ、青年海外協力隊として赴任したソロモン諸島で、ビブリオバトルの定期的実施を通した国際的な普及活動を実践している。「伏見の益井」から、「世界のMasui」と呼ぶに相応しい活動が高く評価された。